スパーク運動療育®とは

スパーク運動療育®︎とは

スパーク運動療育®は、最新の脳科学と発達心理学に基づいて独自に開発した療育メソッドで、積極的な運動と関わりを通じて子どもの豊かなコミュニケーション力を育みます。

脳をきたえるには運動しかない!
最新科学でわかった脳細胞の増やし方

ジョン・レイティ著、野中香方子訳、NHK出版2009年

新しい療育

子どもの脳は身体活動、人間関係、環境からの感覚刺激を通じて発達することが知られています。ところが現代社会には、それらが明らかに不足しているのです。そこで、この不足を補う「新しい療育」が必要になりました。

脳機能の発達

人間の脳は、興味を持って夢中で何かに関わっている時と、何もしていない時とでは、使っている脳のネットワークが異なることがわかってきました。

この切り替えが上手くいくと集中して物事をこなすことができます。そして、発達障害児は先天的な特性のために、この切り替えが苦手なのではないかと考えられています。

スパーク・メソッド

スパーク運動療育®︎では、この切り替えを容易にして集中力や実行力を高めるために、豊かな環境と適切なアプローチで子どもが夢中で楽しく関わっている状態を持続させます。

豊かな環境とは、遊び心に溢れ、積極的に体を動かし、敏感に反応する子どものような「運動療育士®︎」。適切なアプローチとは、行動ではなく心に働きかけ、やる気のスイッチを入れて運動・やり取りを促す「ドーパミン・サイクル」を持続させることです。このことを、私たちは共動共感と呼んでいます。

保護者との連携

スパーク運動療育®︎をより効果的にするためには保護者との連携が欠かせません。

「保護者が子どもの感覚刺激となる、子どもの声に耳を傾ける、課題を押し付けない、興味に共感する、褒めて運動に導く」など心身の発達を促すスパークの基本的な考え方を生活の場で実践していただくために、小学館から『発達障害の子の脳をきたえる 笑顔がはじけるスパーク運動療育』を出版し、また定期的に利用者を対象とした保護者セミナーを開催しています。

発達アセスメント

スパーク運動療育®︎では、その効果を測るために、医師による感覚プロファイルなどの評価に加えて、脳の発達を体の機能・心の機能・特性傾向の3軸で評価して個別支援計画の策定と療育に活かしています。

 


参考文献:

  1. 脳を鍛えるには運動しかない―最新科学でわかった脳細胞の増やし方
    ジョン・J・レイティ他著、野中香方子訳、NHK出版2009年
  2. Go Wild—野生の体を取り戻せ! 科学が教えるトレイルラン、低炭水化物食、マインドフルネス
    ジョン・J・レイティ他著、野中香方子訳、NHK出版2014年
  3. 自閉症のDIR治療プログラム―フロアタイムによる発達の促し
    S・グリーンスパン他著、広瀬宏之訳、創元社2009年
  4. ADHDの子どもを育むーDIRモデルにもとづいた関わり
    S・グリーンスパン他著、広瀬宏之監訳、越後顕一訳、創元社2011年
  5. 発達障害の子の脳をきたえる 笑顔がはじけるスパーク運動療育
    清水貴子著、小学館2016年

※ 「スパーク運動療育®︎」および「運動療育士®︎」はスパーク協会の登録商標です