スパーク運動療育®︎のサイトにようこそ!
私たちは、発達障害児や不登校になった子どもたちの情緒が安定し、社会とのつながりが持てるように、脳機能の発達を促す「スパーク運動療育®︎」を提供しています。
SPARK は “ Super Playful Active Responsive Kids ”の頭文字です。
運動で脳を良い状態にして
「遊び心に溢れ、積極的に体を動かし、敏感に反応する子どもたち」の輪を広げます。
近年、発達障害児が増加していると言われます。
しかし、その多くは自閉スペクトラム症や注意欠如・多動症などの特性を持ちながら、診断には至らないグレーゾーンの子どもたちです。
この子どもたちは、適切な支援を受ければ、その特性(個性)を活かして社会で活躍できる可能性が高いのです。グレーゾーンの子どもたちに必要なのは、的を得た早期支援としての育児だと私たちは考えています。
子どもは誰でも自ら発達・成長する力を持っています。
私たち大人の役割は、その力を発揮し易くすることだと思います。そのために、スパークでは感性を豊かにする育児が大切だと考えています。
そして、感性が豊かでユーモアがあり心を大切にする人は、人間関係も良好となり、人生をより豊かに過ごすことができるようになるからです。
育児とは、心が充実して豊かに生きることができる脳をつくることなのです。
発達障害児の可能性を高めるために、最新の脳科学(SPARK)と発達心理学(DIR)に基づいて、私たちはスパーク・メソッドを進化させました。
感性を豊かにすることに変わりはありませんが、より積極的な運動とやり取りで、脳機能の特性を補い、子どもが自ら感覚や感情を調整する力やコミュニケーション力を高めるのです。
そして、言うまでもなく、スパーク運動療育はグレーゾーンの子どもたちにも効果的です。
日本では1歳半や3歳児健診のシステムが充実していて、発達障害の早期発見も可能です。
ところが、健診で発達障害の可能性が疑われても、多くの場合、明確な診断が出されず、「もう少し様子をみましょう」となってしまいます。そして、保護者は不安を抱きながら、どうすることもできずに大事な時が過ぎてしまうのです。
スパークでは、少しでも発達障害が疑われたら「様子をみましょう」ではなく「療育しましょう」とお話しています。
適切な早期支援を受ければ、通常学級への進学、そして学童保育や放課後クラブへの参加も可能となるのです。
生まれつき持っている脳機能の特性(軽度の障害・個性)で、体の動きのぎこちなさ、聴覚や触覚など感覚の過敏や鈍麻、感情の過敏な反応などとして現れます。
発達障害には、自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害(ASD)、注意欠如・多動症/注意欠如・多動性障害(ADHD)、限局性学習症/学習障害(LD)などがあります。
1歳を過ぎた頃からサインが現れます
典型的には1歳台で、人の目を見ることが少ない、指さしをしない、ほかの子どもに関心がない、などの様子がみられます。
対人関係に関連したこのような行動は、通常の子どもでは急速に伸びるのと違って、自閉症スペクトラム障害の子どもでははっきりしません。保育所や幼稚園に入ると、一人遊びが多く集団行動が苦手など、人との関わり方が独特なことで気づかれることがあります。
言葉を話し始めた時期は遅くなくても、自分の話したいことしか口にせず、会話がつながりにくいことがしばしばあります。また、電車やアニメのキャラクターなど、自分の好きなことや興味があることには、毎日何時間でも熱中することがあります。初めてのことや決まっていたことの変更は苦手で、なじむのにかなり時間がかかることがあります。
成長するにつれ症状は変化し、人それぞれに多様化します。
思春期や青年期になると、自分と他の人との違いに気づいたり、対人関係がうまくいかないことに悩んだりし、不安症状やうつ症状を合併する場合があります。
就職してから初めて、仕事が臨機応変にこなせないことや職場での対人関係などに悩む、自ら障害ではないかと疑い病院を訪ねる人もいます。
子どもの頃に診断を受け、周囲からの理解を受けて成長した人の中には、成長とともに症状が目立たなくなる人や、能力の凸凹をうまく活用して社会で活躍する人もいます。
7歳までに、多動—衝動性、あるいは不注意、またはその両方の症状が現れ、そのタイプ別の症状の程度によって、多動—衝動性優勢型、不注意優勢型、混合型に分類されます。
小学生を例にとると、多動—衝動性の症状には、座っていても手足をもじもじする、席を離れる、おとなしく遊ぶことが難しい、じっとしていられずいつも活動する、喋りすぎる、順番を待つのが難しい、他人の会話やゲームに割り込む、などがあります。
不注意の症状には、学校の勉強でうっかりミスが多い、課題や遊びなどの活動に集中し続けることができない、話しかけられていても聞いていないように見える、やるべきことを最後までやり遂げない、課題や作業の段取りが下手、整理整頓が苦手、宿題のように集中力が必要なことを避ける、忘れ物や紛失が多い、気が散りやすい、などがあります。
多動症状は、一般的には成長とともに軽くなる場合が多いですが、不注意や衝動性の症状は半数が青年期まで、さらにその半数は成人期まで続くと報告されています。
また、思春期以降になってうつ症状や不安症状を合併する人もいます。
全般的な知的発達には問題がないのに、読む、書く、計算するなど特定の事柄のみが難しい状態を指し、それぞれ学業成績や日常生活に困難が生じます。
こうした能力を要求される小学校2〜4年生頃に成績不振などから明らかになります。その結果として、学業に意欲を失い、自信を無くしてしまうことがあります。
出典:厚生労働省ウェブサイト